紙袋を超える自立性!
紙袋が便利なのは折りたためるのに自立すると言う機能です。紙製品は使い捨てなので耐久性を求めませんが、今回の作品は『使い捨てない』をコンセプトとしていますので長期使用での自立能力が求められます。
薄い革で作ったり、柔らかい革を使うと折りたたんだ時の折り目からパタンと簡単に倒れてしまうことがあります。中のモノを引き出す度に倒れるのではストレスがつのります。永く使えば使うほど柔らかくなってより倒れやすくなります。
(添付三枚目の説明画像は『紙袋風自立するレザーバッグ厚切A4縦』です)
「紙袋風自立するレザーバッグ厚切」シリーズは2mm厚の厚革でヘタレにくく、更に底を折って収納する方式に変えたことで側面に折くせがつかないので長期使用でもきちんと自立します。
部品点数を極限まで削りながら、機能を高めていく作業は『素材の本質』にせまる作業です。
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