2mmの極厚革に触れる楽しみ!

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バッグや財布など、多くの革製品が革を薄くすいて作ります。

本革は天然素材なので、切り出す部位によって伸び方向や硬さなどのムラが生じ、これを嫌う職人が多くいます。薄くすき裏地を接着したり、周囲を糸で縫う(つる)ことで伸びや硬さの違いからくる品質のバラツキを強制する技術が発展しました。

簡単に説明すると同じような天然素材としてムクの木の板があるとすると、中心部は固く、外に行くにしたがって柔らかくなるとか、縦には割れにくく横には割れるとかです。根本は均質で上に行くと枝のもとが混じったりもします。これを強制する為に薄くスライスした板を縦横に貼り合わせ樹脂で固めたものが合板です。

大量生産は品質のムラを嫌います。工業製品の世界では木はプラスチックに、革はビニールに置き換わります。木や革の持つ高い耐久性は、消費経済とって邪魔ものだったのかもしれません。経年変化を楽しむゆとりもありません。

2mmの厚革は革本来の手触りやエイジングなどを楽しむコトができます。木も革もムラを個性と捉えれば、単なる使い捨ての道具ではなく、日常を共に過ごす相棒として成長していくのだと思います。

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厚さを魅せる為にあえてエッジを残してます。

厚さ約2mmの厚切革を使用。

切り出せは時計のベルトが作れる厚革を贅沢にタップリ使ってます!

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