『使い続ける』ことの大人カッコよさ!

ここ一年くらいで本革製のバッグのキャッチコピーで『大人の・・・』とフレーズを良く見るようになりました。革製品は製造工程で手間がかかり、樹脂製品に比べて高価になります。ファッションのステータスを上げるには持ってこいなのですが、この事を『大人』と言ってしまっているのはちょっと残念に思えてなりません。

もちろん上辺も大切ですが、もう少し深掘りした発想があれば日本の革業界も売れているモノを追っかけて『流行』などと言わずに済むのではないかと思われてなりません。『流行』は経済活動の活性化に貢献しますが『使い捨て』を生みます。

『ずっと使い続けられる道具』を持つことは、心の豊かさを大切にする『大人カッコイイ』人をアピールするツールです。耐久性を追求し、徹底的に装飾を削ぎ落した作品に共感いただける方が徐々に増えて創作活動の励みになってます。

大手メーカーのように沢山は作れませんが、持つ人共に成長し、個性を生み出す愛着の築ける作品作りを続けていきたいと思います。ささやかな活動ですが応援いただけたら嬉しいです。

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