『使い捨てない』と言うパラダイム転換!
『紙袋風自立するレザーバッグ厚切』シリーズは『使い捨て』ることで経済を活性化してきた時代に対する一つの転換点となる作品だと考えてます。
ファッションの分野は特に『流行』と言う言葉が表す通り、メディアを使って意図的に流行と廃りを作り出すことで、使えるモノを『古い』と感じさせることで消費意欲を生み出してました。『ずっと使い使い続けられる道具』は今までの経済的な視点では悪になるのです。
カバンはモノを運ぶ道具ですが、ファッションとして持つ人の個性や考え方、価値観をを人に伝える手段でもあります。『使い捨てずに愛着を持って使い続ける道具』を持つことは、流行に振り回される人より断然『大人カッコイイ』と感じます。
使い込んだ本作品の魅力を体験していただける作品作りを目指して、劣化する素材をできるだけ使わないようにしてます。
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