モノ作りの原点!

極厚天然一枚革!使い捨てない『紙袋風自立するレザーバッグ厚切A5ワイド』

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店頭で販売されている製品の多くが分業によって作られています。商品企画・設計・試作・品質管理・資材調達・製造・アフターサービスなど多くの人が係わって一つの製品が生まれます。同質のものを大量に製造するのにとても効率的です。

しかし、そこに弱点がないかと言うとそうではありません。当然ですが各部署は自分たちのリスクや面倒を回避します。実績のない新しいコトができなくなります。

日本特有の遠慮の文化が邪魔をしたり、分業によって深まった知識をたてに『やれない理由』を主張されたりすると『これはちょっと難しいのかな』なんて考えて引いてしまいます。

そんな背景もあってか、日本初の製品やサービスはなかなか生まれてきません。実績のある製品の模倣と改善・改良が主流になってしまった感があります。一言で言えば『パクリ体質』です。

反面、企業50年と言われたりする中で、日本には創業100年を超える企業が沢山あります。革業界でもそうした企業が多く、こうした企業では作家的な職人が分業せずに全てを独りでやっているところが多くあります。全部自分でやるから『できない』なんて言い訳ができない代わりに、新しいモノを生み出す楽しみがあります。

世界がネット社会になって『パクリ』が簡単にバレて炎上してしまう時代、独自性を追求し続けている創業100年超の企業が、これからの日本の『強み』なのではと感じます。売れているのを真似してちょっと改良、いっそ安く。リスクが少なく簡単ですが、誰もが狙っているので類似品が沢山でて直ぐに足元をすくわれます。自分で生み出したモノでないから背景も説明できません。当然、次のアイデアも生まれません。

HIIROシリーズは新しいアイデアを生み出す為に企画・製造・販売の全てを独りでおこなってます。また、量産数が多くなった時に外注を利用することがあるのですが、できるだけ独自性を生み出す企業にお願いするようにしてます。

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