革作品の可能性を求めた失敗例!

いつもは財布やバッグを中心に作品作りをしていますが、傷や汚れなどで量産には使えない本革を使って色々な実験をしてます。

今回は本革は濡らして伸ばすと立体物が作れると言う性質を使って帽子づくりにチャレンジしてみました。布や合成皮革には絶対にできない性質の一つです。

結果は写真のような感じです。

金属で言う所の深絞りなのですが、想像以上に伸びてけっこういい感じで形になることが分かりました。一枚革の可能性が広がったと満足・・・?

でも・・・。何だかヘルメットみたいでカッコ悪い!残念感満載の失敗作となりました。

(想定通りですが乾くまでに時間がかかって量産性も最悪!)

休みの日はこんなことをして研究してます。失敗を積み重ねることで革の性質がけっこう学べます。愛着が増します。

こんな失敗の繰り返しから生まれた『二つ折り財布』。気に入っていただけたら嬉しいです。

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